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2010年3月

2010年3月31日 (水)

退官となる5

今でも、バカと呼ばれる学生はいるのだろうかね。

人間は老いてしまふとまるくなるゼミの恩師の退官を知る

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2010年3月30日 (火)

退官となる4

恩師はずいぶんと本を読む人だった。

天井に届く書籍に埋もれて研究室に恩師過ごしぬ

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2010年3月26日 (金)

退官となる3

義理があついというよりも、日本の贈与慣習というのを教えていただいた方だった。

世の中はギブ&テイク義理のあつきゼミの恩師が退官をせり

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2010年3月25日 (木)

退官となる2

どうして、「あたし」と言うのかは、わからない。理由を聞いてみればよかった。

「私」を「あたし」と言ひし大学のゼミの恩師が退官をせり

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2010年3月24日 (水)

退官となる1

私の恩師が退官となる。学生のころ、私はよく恩師にバカと言われた。他の学生は言われなかった。正直な方だった。

我のこと「バカ」呼ばわれし大学のゼミの恩師が退官をせり

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2010年3月19日 (金)

学担の頃10

卒業式準備の歌。そんなこともやっていたか。

旅立ちぬ希望の鳩を折り紙で生徒に折らせ採点をする

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2010年3月18日 (木)

学担の頃9

これは、3年前に詠んだのだろう。最後の担任は、1年生だった。今は高校生になっている。

最後かもしれぬ受け持ちの生徒らと終業式に写真を撮りぬ

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2010年3月17日 (水)

学担の頃8

これも、その通りの歌。

女生徒を周りに集めて写真撮るピイスサインは担任の特権

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2010年3月16日 (火)

学担の頃7

これは、担任の日常だった。

PCで学級通信作成セリ四校時目の空ひた時間に

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2010年3月15日 (月)

学担の頃6

「総合的な学習の時間」は今でもまだある。

答申を受けり2年後消えてゆく「総合の時間」を生徒と過ごす

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2010年3月12日 (金)

学担の頃5

金魚の視点で詠んでみたかったのだけど、詠めなかった歌。

生徒らの遊び呆けぬ教室の喧騒しらぬや水槽の金魚

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2010年3月11日 (木)

学担の頃4

黙々と拾うことも教師の作法のうちなのだろう。

生徒らの帰りし後の教室でガムの紙屑我ひとり拾ふ

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2010年3月10日 (水)

学担の頃3

教師の作法はいろいろある。

良ひ点と悪ひ点とをひとつづつ並べて語るは教師の作法

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2010年3月 9日 (火)

学担の頃2

農業従事者の多い地域の学校に赴任していた。

農作業手伝ひし朝生徒らはコロン香らせ教室に居る

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2010年3月 8日 (月)

学担の頃1

普通学級の担任をしていた頃に詠んだ歌をいくつか紹介。これは、もう5年以上前に詠んだもの。

ストレスとわづかな希望をつめ込んで膨らんでゐる生徒のカバン

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2010年3月 5日 (金)

給食の後5

とってつけたような歌。

子どもらの捜索カードの緊急の連絡先は養護学校

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2010年3月 4日 (木)

給食の後4

これは創作。

不安感高じてくると繰り返す「駐車券をお取り下さい」

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2010年3月 3日 (水)

給食の後3

これは実話。新型インフルエンザ騒動のひとこま。

接種する優先順位が高くとも暴れる子どもにワクチンは打てず

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2010年3月 2日 (火)

給食の後2

上句は、着眼点が秀逸であるとの評。

ハンカチの隅つこを吸う女生徒の学生服の丸えりをなほす

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2010年3月 1日 (月)

給食の後1

永田和宏氏より選歌していただいた5首のうちのひとつ。評価を受けるというは、とても嬉しい。このスタイルで詠んでもいいんだと、自信をいただく。

五種類の薬飲ませり癲癇の子が落ち着いた給食の後

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