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2011年1月

2011年1月30日 (日)

草を掴む15

養護施設と養護学校は違うのだけど、恐らく多くの人が混同しているに違いない。

子どもらの捜索カードの緊急の連絡先は養護学校

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2011年1月29日 (土)

草を掴む14

これ気に入っているのだけど、さほど評価されない。

不安感高じてくると繰り返す「駐車券をお取り下さい」

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2011年1月28日 (金)

草を掴む13

実際、インフルエンザの予防接種打てない子どもは多い。

接種する優先順位が高くとも暴れる子どもにワクチンは打てず

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2011年1月27日 (木)

草を掴む12

ハンカチの隅っこという表現が選者に褒められた一首。

ハンカチの隅つこを吸う女生徒の学生服の丸えりをなほす

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2011年1月26日 (水)

草を掴む11

てんかんの漢字が新鮮で、それでいくつか詠んだうちの一首。

五種類の薬飲ませり癲癇の子が落ち着いた給食の後

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2011年1月25日 (火)

草を掴む10

これくらい大げさのもいいだろうと思う、甘えた歌。だけど、これが真実なのだ。

排泄後きちんと拭き取りできることこの子のこの先死ぬまでの課題

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2011年1月24日 (月)

草を掴む9

本当は喃語とは言わないようなのだが、この方が意味が通じるだろうということで詠む。

喃語にて要求伝へる子どもとの歌の時間は「翼をください」

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2011年1月23日 (日)

草を掴む8

ちょっとあざといかと思いながら詠んでみた。

唾を捏ね弄びながら校長の朝の話の終はるのを待つ

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2011年1月22日 (土)

草を掴む7

また異食癖を詠む。

ボタン無きシャツ着ておりぬ異食癖の子の左手をしつかりとつなぐ

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2011年1月21日 (金)

草を掴む6

『個人的な体験』とは、大江健三郎の小説。たいした小説とは思わないけど、詠んでみた。

『個人的な体験』を持つ親たちのかけがへのなき子を預かりぬ

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2011年1月20日 (木)

草を掴む5

異食癖を詠みたいのだけど、うまく詠めないでいる。そんな1首。

母親のお迎へを待つ異食癖の子ども路傍の草を掴みぬ

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2011年1月19日 (水)

草を掴む4

こういう指導を特別支援学校ではしている。

楽しみにしてゐることはドラえもんだから教へる夜7時の針

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2011年1月18日 (火)

草を掴む3

自閉症を「自分の世界の住人」と詠む。

自らの世界に住まふ子どもらと静かな給食時間を過ごす

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2011年1月17日 (月)

草を掴む2

するすると詠めたのは、はじめの50首くらいまでで、あとは唸りながら詠んだ。これは、わりと悩みなく詠んだと思う。

言葉なき子が我に訴へるサインはすべて両手ぱちぱち

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2011年1月16日 (日)

草を掴む1

今現在の私の職業詠。こんな歌を詠むのはいないものだから、雑誌の投稿では、よく選歌された。

昨晩の発作の数を親からの連絡ノウトで確認のせり

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2011年1月15日 (土)

題詠「鏡」5

数年前までは、こんな歌をいっぱい詠んでいた。

左利きのA子はいつもスカートの右ポケツトに手鏡を入れる

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2011年1月14日 (金)

題詠「鏡」4

これは、まあまあの時事詠。

変身はテクマクマヤコン少しだけ善意を贈る伊達直人になあれ

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2011年1月13日 (木)

題詠「鏡」3

前に詠んだものを題詠にあわせて変えてみた。

洗面台で手首を切りし女生徒の鏡に映るほの暗き顔

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2011年1月12日 (水)

題詠「鏡」2

これ鏡が詠み込まれてないけど、題詠になるでしょう。

地下鉄に揺れにあはせてチークひくこの世でいちばん美しいのは誰

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2011年1月11日 (火)

題詠「鏡」1

今度の題詠は、笹公人氏の短歌Blogのお題。「鏡」。まずは1首目。

うづたかく積み上げられしスクラツプのサイドミラーが乱反射せり

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2011年1月10日 (月)

題詠「家具」5

タンスにしまうと、今度は衣類のなかに紛れて、見つけづらくもなる。

現金も車のキイもケータイもみんなタンスのなかに仕舞ひぬ

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2011年1月 9日 (日)

題詠「家具」4

これが、いちばん出来がいいかも。

本棚に溢れたはずの情報もすべて掌ほどに収まる

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2011年1月 8日 (土)

題詠「家具」3

電気コタツも家具に入るだろう。我が家にはないけど。

憧れは電気こたつに置かれたるミカンを一個手に載せること

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2011年1月 7日 (金)

題詠「家具」2

これも習作。もう少しなんとかしたいのだけど。

子ども部屋の勉強机の引き出しに未来があるとみんな思つた

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2011年1月 6日 (木)

題詠「家具」1

「家具」も歌会の題詠なので、いくつか習作として詠む。「もしドラ」っていうんだね。マネジメントの本が売れなかったら、やはりマネジメントとしては失敗なんだろうな。けど、あの本は、装丁の勝利という気もしなくはないけれど…。

長いすに寝つ転がりてだらだらと「もしドラ」を読み年の明けり

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2011年1月 5日 (水)

題詠「鬼」5

けれど、教育詠も詠む。「泣いた赤鬼」は、名作だと思う。

ぶち切れた生徒に絵本を読み聞かせ眠りにつく頃赤鬼が泣く

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2011年1月 4日 (火)

題詠「鬼」4

赤鬼が余計な感じもするけれど、まあ、いいやという歌

ジュリアナの扇子の羽を赤鬼と仲良く拾い集める世代

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2011年1月 3日 (月)

題詠「鬼」3

世代を詠むにしても、こんな暗い雰囲気の歌がどうやら詠みやすいらしい。

ネトカフェに鬼が住まひてこの壁の向かうから漏れる息遣ひを聞く

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2011年1月 2日 (日)

題詠「鬼」2

どうして、「鬼」なのかというと、「太郎と花子」同人の歌会の題詠なので、その習作を作っているという次第。

鬼じゃなく邪でもなくてあいつらは僕らのミカタのネ申なんだ

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2011年1月 1日 (土)

題詠「鬼」1

2011年がはじまった。今年は、世代の歌をひたすら詠もうと思う。時事詠ということになるのだろう。毎日1首詠めるかなあ。

欲望を欲してしない僕たちの液晶パネルに鬼が棲みつく

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